【ポイント】
天井は、杉の突板を斜め市松模様に編んだ網代で茶室風に。もともとあった梁を“魅せる梁”として艶やかに活かしています。
【ご要望】
■自宅でお茶会を開く為の茶室が欲しい。
■普段は和室としても使用したい。
【工夫点】
□立派な梁や柱など趣ある部分は残し、新しい部材と融合するように設計。
□棚の高さは茶道具の高さに合わせて、使い勝手にも配慮。
□茶室に隣接する車庫に裏玄関を設けることで、母屋へのスムーズな動線を確保。
□数奇屋造りに使われる部材などを使用し、床の間や飾り障子を配した本格的なしつらえに。
【お客様の声】
「帰宅して駐車後、外に出ることなく母屋に行けるので荷物が多いときにもラクになりました」。お子様が独立され「これからは自分の楽しみも大切にしたい」という奥様の夢が実現しました。